2006年03月06日

No27  2004/05/05 フォックス大統領は、キューバ大使の即刻出国を命じる。

フォックス大統領は、キューバ大使の即刻出国を命じる。
                     
              La Jornada  5月3日

   メキシコ政府は、ハバナのメキシコ大使を帰国させ、
カストロ政権に対しても、キューバ大使を48時間以内に
メキシコ出国させるように要請した。

 また、外交官Orlando Silvaを気に食わない人として、
即刻メキシコ国退去を命じた。

 この決定は、メキシコとハバナの間に、歴史の上で、あった
ことがない事である。
 昨夜、Los Pinos(大統領官邸)で、外務大臣と
内務大臣が、両国の関係は、友情と尊敬の条件が再び成立す
るまで、商業レベルだけにすると発表した。 


 <おばちゃん的解説>
  歴史的に、キューバとメキシコは仲良しだった。
 ながいPRI党(制度的革命党)の一党独裁政治で、国内的
にデモクラシーとは言えない政治であったが、また、アメリカ
に近く、アメリカの影響は避けられないものの、外交に関しては、
他国の自治に干渉しないという立場であり、だが、また、外国
の多くの政治逃亡者を受け入れ保護するいう懐の大きな外交を
してきた。
 キューバ革命政府に対しても、常に、友好関係であった。
  
 だが、最もアメリカよりのPAN(国民行動党)のフォックス
が大統領になった時、このキューバとの外交が壊れる可能性は
あったのかもしれない。

 まず、2002年のモントレィ国際会議の時、ブッシュに気を
使って、カストロに来ても良いが、「食事をしたら、すぐ、帰れ」
と、ブッシュが来る前に、カストロを追い出すというか、をした。
これが、フォックスがカストロに「俺とお前の内緒話の約束」
と電話で、言ったのだ。
 ところが、頭に来たカストロが、これをばらした。
それで、フォックスは「お前は裏切り者だ」と言い、
カストロは、「お前は嘘吐きだ」と言い合い、
キューバとの外交危うしとなったが、この時は、国交断絶は、
双方の意思で避けた。

 そして、今回、国連の人権委員会で、アメリカのプレッシャー
もあり、メキシコ政府は、キューバに反対票を入れた。

 そこで、カストロは、五月一日のメーデーの演説で、メキシコ
をこき下ろした。
 それと、メキシコ政府が気に食わなかったのが、アウマーダと
言うアルゼンチン人のメキシコの建築会社の社長が、メキシコ
市政府の重要人物の何人かに、大金を贈ったというところをビデオ
に撮って、テレビに流したというビデオスキャンダルの人物で、
キューバに逃げて行っていて、キューバ政府に捕まっていたのだが、
 メキシコ政府が要請もしないのに、返してよこしたと言うのだ。
返してよこしたのがけしからんと言うのいだ。

 一般の我々の考えでは、メキシコで悪い事したのだから、当然
それを調べるために面倒くさい国交間手続きして、時間をかけて、
調べるのが、遅くなるより、さっさと返してくれたのは、良い事だ
と思うところだが、これが、新聞ダネによると、いろいろあるらしい。
つまり、アウマーダが本当の事を言うと困る人が、政府にいるのかも
しれないとか。

 そして、メキシコ政府が言うに、キューバは、メキシコの内政に
干渉したと。
 また、二人のキューバ共産党の役員が、メキシコに来て、PRD
(民主革命党)と会って密議をしたと言うのだ。
これが、実にけしからんというのだ。
 
 メキシコと同じように、カストロに悪口言われたペルーが、
メキシコと同時に、キューバとの国交断絶宣言をした。
 これに対して、アメリカのパウエルが、メキシコとペルーに
パチパチと拍手した。

 だが、メキシコの多くの人はアンチアメリカであるから、この
メキシコ政府の決定を良く思わないのではないかな?

 メキシコ人の友人に聞いたら、「カストロの言った事は、本当
の事だからねえ。」と。
本当に事言われて、フォックスは頭に来たってとこか?
                       五月四日記




posted by おばちゃん at 15:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2003/12〜2004/6
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