2006年04月02日

No64 2005/4/4

「立法議員の決定は、国のためにならない」と
         メキシコ科学アカデミーの会長が言う。

   
            La Jornada 4月2日新聞より

  メキシコ市長、アンドレス マヌエル ロペス オブラドール
 のdesafuero(特権剥奪)を進める事を認める決定は、完全な
 誤りである。
  
  それは、国民を大変難しい政治状況に導くと言うあるまじき
 過ちである。

政治家内部での論争によって、実際には、desafuero(特権剥奪)
 を進める決定はメキシコのためになるのでは、なく、アメリカ
 の関心利益になることを、多くの国民が恐れていると断言した。

 アメリカにとって、ブラジルの大統領Luiz Inacio Lula da
 Silva: アルゼンチンのNestor Kirchner; ウルグアイの
 Tabare Vazquez : また、ベネズエラのHugo Chavezは不
 都合である。

 「この決定は、まったくメキシコの民主主義に反することで、
 まったく受け入れられない。」と、科学者は結論した。

__________________

 <おばちゃん的解説>
 desafueroとは、なにか?と質問されました。ゴメンなさい。
 もう、メキシコは、ここ何ヶ月も、desafuero、desafuero
 で騒いでいるのですが、上手く説明ができていませんでした。

 政治家などは、特権があり、犯罪などにかかわっても、議会で
 認めない限り、犯罪者として逮捕などできないという。
 その特権剥奪が、desafueroだそうです。

 市長が問題にされているのは、道路を工事のため道を塞いだ事
 に対して、それを中止せよの命令に従わなかった。それは、
 政治越権行為を犯したというものである。

 従って、特権剥奪がされると、検察が、市長のこの犯罪によって、
 市長を逮捕できるという事になり、犯罪者として逮捕された市長は
 2006年の大統領候補には、なれないという事になる訳である。

 前のメルマガでも書いたが、これは、常識ある人の目には、どう
 みても、これは、FOX大統領とその大の友人か家来かのマセド デ 
 コンチャ検察長官が仕組み、PAN政党とPRI政党が結託したdesaf
 ueroである。

 実際にMILENIO新聞が、
 「PANの内務大臣クリールとPRIの党長マドラソが、会い、過去の
 お互いの選挙違反(PRIのペメックスゲイトとPANのアミーゴ デ
  フォックス)を追求しない。
 また、前エチェベリア大統領の裁判も、無罪にしようという互い
 の交換条約をし、desafueroにもって行こうと密会をした。」

 とすっぱ抜いた。
 
 この二人はそれぞれの政党の2006年の大統領候補となる可能性
 の高い人物で、お互い、一番人気のロペス市長を政治的に暗殺する
 ことは、お互いのためになるという事なのである。

 新聞にすっぱ抜かれても、クリール内務大臣は、絶対にそんな事
 はしていない、法律が全てを裁くのであるの一点ばり。

 また、一方のマドラソは、妻が病気だから、一時的に休暇を取りたい
 と、ドロン。

 政治が、国民の意思とまったく別のところで動いていく。

 イギリスの新聞で、このメキシコのロペス市長のdesafueroの事を
 取り上げ、もし、これが、あったら、それは、1988年のサリ
 ーナスの大統領選挙違反と同じく最大の選挙違反行為であると
 書かれた。

 今回の決定は、desafueroの第一段階。
 国会の最終決定は、次ぎの段階。これからが、大変。

 ロペス市長とPRD党、及び、市長支援者は、ガンジー的、暴動の
 ない抵抗をして行くというが.....。 
  
               4月3日記




posted by おばちゃん at 10:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2005/1〜6
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